【レストアスクール】パンヘッドのエンジン組立とXLCHの足回り整備
1950FL O様
本日はエンジンの本組みに向けて、ボルト・ナットの点検と調整から進めていきます。
非常に地味で手間のかかる作業ですが、エンジンを車体に搭載し、いざ組み付けようとした段階でボルトやナットに不具合が見つかると、再びエンジンを降ろして分解することにもなりかねません。そのため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
特にスタッドボルトは、規定トルクで締め付けた際にねじ山が損傷して抜けてしまったり、ボルト自体が折れてしまったりすることもあります。組み付け前に、指定された締付トルクに耐えられるか確認しておきます。



ボルト・ナットの点検と調整が終わったので、ギア類を組み込んでいきます。前回の作業で仮組みと確認を済ませているため、問題なく進められます。
写真は撮り忘れましたが、ブリーザーギアのシム調整も完了しています。

続いてオイルポンプを調整しながら組み付けていきますが、チェックバルブとリリーフバルブがどちらも固着していました。取り外しには苦労しましたが、何とか取り出すことができました。

チェックバルブのすり合わせを行います。この部分の座面に問題があると、エンジン停止中にオイルタンクからクランクケース内へオイルが流れ込む、いわゆるウェットサンピングの原因になります。

オイルポンプのギアの高さを測定します。測定結果に特に問題はなさそうです。

残念ながらオイルポンプのスタッドボルトが1本折れてしまったため、オイルポンプの組み付けは次回に持ち越します。
作業を切り替え、バルブガイドの外径調整を進めていきます。


1955FL Y様
前回までにカムギアブッシュの製作を終えていますので、今回はダウエルピン用の穴加工を進めていきます。


続いて、オイル穴のテーパー加工を行います。

加工が完了したので、カムカバーにブッシュを圧入していきます。

1973XLCH K様
33.4mmフロントフォークのオーバーホールが完了し、6インチオーバーのインナーチューブを組み込みました。ハンバーガードラムのオーバーホールも完了しています。



オーナー様は、さらに鉄仮面の取り付けをご希望です。ただ、そのまま取り付けられるわけではなく、それなりの加工が必要になりそうですね。


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