【レストアスクール】クランクの状態確認と各種計測
1973 XLCH レストアスクールご入会のK様5日目
本日はクランクの状態確認と各種計測を進めていきます。まずはスプロケットシャフトのベアリングを外します。
その後、写真を撮り忘れましたが、現在のクランクピンナットの締め付けトルクを測定しておいて、クランクの芯フレを測定します。
締め付けトルクはD側、T側ともに210N。
芯フレは0.07mmで、D側-0.04mm、T側+0.03mm。
それほど悪くないですね。

クランクベアリングのガタと、スラスト量を測ります。
Frontが1.6mm、Rearが0.6mm。スラストは0.6mmと、こちらもそれほど悪くないですね。


測り終わったらクランクを分解して、スプロケットシャフトとピニオンシャフトのフレを確認していきます。
両シャフトともテーパー部は問題なし。スプロケットシャフトはフレが0.03mmと多めなので交換。ピニオンシャフトは0.01mmなので微妙なところですね。



各種測定していきます。
ピニオンシャフトは偏摩耗はなそうなので予算と相談。
クランクピンはそのまま使えそう。
スモールエンドブッシュは交換
ピストンも交換
シリンダーはFront0.05mm、Rear0.08なのでピストン交換だけでいくか予算と相談ですね。


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