【レストアスクール】鉄には鉄
1973 XLCH レストアスクールご入会のK様6日目
本日はヘッドの分解と各種計測を進めていきます。まずはバルブコンプレッサーを使ってバルブを外します。


バルブとバルブガイドの計測を進めます。
バルブはインテークが7.83mm、エキゾーストが8.59mmとそれほど摩耗していませんが傘の方にカーボンがかなり溜まっているので交換します。
バルブガイドはインテークが+0.2mm、エキゾーストが0.1mmほど摩耗しているので、こちらも交換ですね。
本車体は、鉄ヘッドに銅系のバルブガイドが入っていました。鉄よりもアルミや銅の方が膨張率が高いので、バルブガイドの外側への膨張が臨界点を超えると、今度は内側に広がってバルブガイドの穴が縮んでしまいます。そうすると最悪、抱きつきを起こしてしまいます。
鉄には鉄、アルミには銅系のバルブガイドを使いましょ。


ということで、バルブガイドを抜くため、バルブガイド周りを徹底清掃します。重曹ブラストでカーボンを落とします。


バルブ周りはきれいになりました。


ヘッドをあたため、ガイドを抜いていきます。


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