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ハーレーダビッドソンの始まり

最初のハーレーダビッドソン

reprinted from wikipedia

最初は商売としてではなく趣味のようなものだったようです。

当時、アーサー・ダビッドソンとウォルター・ダビッドソンは、ミルウォーキーにあるバース工業というところで働いていました。そこにはドイツ人の移住者の同僚がいて、その同僚はフランスのド・ディオン社のエンジンや車体の基礎設計に関する知識を持っており、惜しみなくダビッドソン兄弟に教えてくれたそうです。

この知識が元となり、ビル・ハーレーが設計をして、アーサー・ダビッドソンが鋳型を作成し、ウォルター・ダビッドソンが組み立てた、ド・ディオン式の単気筒エンジンを搭載したエンジン付き自転車が、記念すべき最初の1台となります。
それは1903年のことで、4サイクル 440CC 出力3馬力でした。

このエンジン付き自転車をみた何人かの友人が「私にも作ってくれ」と言ってきて、3人はこれは商売になるかもと思ったそうです。

そうして、ハーレーとダビッドソン兄弟は、翌年の1904年に同様の仕様で2台を作って販売しました。それには、燃料タンクに「Harley-Davidson Motor Company」のロゴが入りました。

当時まだ3人とも勤め人だったこともあり、オートバイの製作は夜と週末のみでした。そのため、1905年はわずか8台のみの生産となりました。
しかし、1906年になると効率が良くなったのか生産台数は50台となり、これも飛ぶように売れました。

ここに長兄のウィリアム・A・ダビッドソンが加わり、さらに1名のフルタイムパートを雇い入れ、1907年には生産台数150台となりました。

そして、ウォルター・ダビッドソンが社長、ビル・ハーレーが技術部長、アーサー・ダビッドソンが総務部長と営業部長の兼任、ウィリアム・A・ダビッドソンが労務部長となり、4人は正式に会社を設立しました。

ハーレー社最初の工場

ハーレー社最初の工場

記念すべきファースト・ハーレーダビッドソンはこの小屋の中で造られた。この建物はダビッドソン兄弟の父親が建ててくれたものでした。
この小屋があったハイランド・ブルバード38番地は、現在、ミラー醸造社の所有となっている模様です。

最終更新日時:

Author:エージェントY

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