【レストアスクール】新規ご入会のS様1日目と1950FLラッピング
レストアスクール新規ご入会のS様1日目
本日よりレストアスクール開始のS様1974XLH。この車両は昨年アメリカで買い付けた車両で、私がアメリカでの足として乗ってました。元のオーナー様はおじいちゃんで、安全第一の装備で大切に乗られていたのだなと感じたのを覚えてます。

しかしながら、日本に到着後、エンジンを掛けようとするとセルが回らず、で、しばらく放置されていた状態です。
アメリカでは掛かっていたのに日本に来ると掛からない〝バイク屋あるある〟にハマりました(TT)
今回、仮にケースに問題があっても大丈夫なように、先に輸入新規手続き・車検を取得してしまおうと思います。
ということで、まずは安全第一装備を外して整備性を良くして車検整備をしていきます。


セルが回らないということで、ソレノイドだろうとあたりを付け直結してみますがダメなので交換していきます。
ソレノイド脱着には不要ですが、一応、プライマリ側も開けてクラッチ側にギヤ欠け等ないかも確認。
ワンウェイクラッチギヤは大丈夫そうですが、ダメになることが多いのでついでに交換しときます。


念の為、セルモーターもオーバーホールしちゃいましょ。


単品ずつテストしてみると、ソレノイドもセルモーターも調子が悪い・・・。次回はもう一度チェックですね。
レストアスクールI様 1950FL 9日目
測定の結果、バルブガイドは交換となりましたので外してしまいます。前回、カーボンは徹底的に落としたので抜いた後の傷は少なめ。ただ多少楕円があるので、ヘッドオーバーホール時に整えましょう。


クランクケースのベアリングレースですが、前回、チェックの結果、多少の楕円があり、回りが悪かったのでラッピングしていきます。ラッピングツールを調整して現在の当たりを見てみます。このラッピングツールの調整もコツを掴むまでが大変なのです。
当たりっぷりは問題なさそうなのでラッピングしていきましょう。


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