Bonneville 過充電とキャブ不調
1966 T120R 通勤途中で止まってしまったということで入庫。
エンジンを掛けてみると掛かるのだが調子が悪い。オイルタンクを覗くと妙にガソリン臭い。
どうやらオーバーフロー気味だったようで燃料コックをONにしっぱなしでガソリンがクランクまで入ってしまったようです(T_T)
また、アクセルを開けると発電電圧が15〜6Vもあってバッテリーが過充電になっていたようです(;_;)
ということで、オーナー様に了承を得て、レギュレーター交換とキャブをAMALプレミアコンセントリック930に交換します。
レギューレータは大分小さくなりました。
プレミアは作りがしっかりしていて非常に良いです!
不要なチョークを取っ払いメクラボルトで蓋します。
キャブ側のスロットルケーブル調整も不要なので撤去、加工します。
ツインキャブなので各部左右差がないようにチェックしてフロートレベルも調整します。
メインジェットをとりあえず240番にセットしておきます。
同調もしっかりととります。
パイロットスクリューとアイドルストップスクリューを調整してアイドリングはバッチリ!
あとは走ってプラグの焼け具合を見て調整していきます。
最終的にメインジェットは250番で落ち着きました。
あ、そうそう。キャブのセッティング前に、電気系の不具合調査とタペット調整をしとかないとドツボにハマるので注意で!
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