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46ナックル OH#4 ピストン、タペット、ギア周り測定

4日目、前回の続きで各部測定を進めていきます。

01ピストンを測定します。

ピストンは上部に爆発の熱を受けるので上部が膨張できるように少し小さくなっています。大げさにいうとプリンのような形です。また、進行方向側が大きくなっているようです。
測定はピストン下部の進行方向側が1番大きいので、こちらを測定します。

ピストン周り測定の様子

ピストンは1200cc純正スタンダードサイズが入っていました。刻印があるのでショベルの純正ピストンかもしれません。

ピストンの裏側の画像

02シリンダーの高さを測定します。

やはりELのシリンダーのようです。ストロークも違うので圧縮比は普通のFLより高かったのだろうと思います。

こちらが付いていたシリンダー。高さ137.4mm

ELと思われるシリンダーの高さ測定の様子

こちらが他の生徒さんのFLのシリンダー。高さ140.7mm。インローもないですね。

FLシリンダーの高さ測定の様子

03タペットガイド、タペット周りを測定します。

タペットガイドはそれほど悪くなく、タペットは下側が減っている状態です。まだ交換しなくてもギリギリいけるラインのようです。

タペット周り測定結果の様子

タペットローラーはガタが0.1mmあるので交換します。音も結構するレベルのようです。

タペットローラーのガタ測定の様子

各ギアのシャフト、ブッシュを測定します。

各ギアは画像のように配置されています。如何にもメカという感じで美しいですね!

各ギアの配置を記した画像

04ブリーザーギアシャフト、ブッシュを測定します。

ブリーザーギアと、ケース側はそれなりに広がっているのでブリーザーギアを1サイズアップして、それに合わせてケースもボーリングする予定です。

ブリーザーギア周り測定の様子 ブリーザーギア測定の様子

05カムギアシャフト、ブッシュを測定します。

カムギアはアンドリュース製のものが入っていました。ケース側、カバー側でだいぶサイズが違うので交換となります。

カムギア測定の様子

カムブッシュは現在のものに対しての寸法は悪くない模様。しかし、カムを交換するので作成することになります。

カムギア周り測定の様子

06ピニオンギアシャフト、ブッシュを測定します。

そこまで減ってないのでそのまま使う予定です。

ピニオンシャフト周り測定の様子

07サーキットブレーカーギア(タイマーギア)シャフト、ブッシュを測定します。

段減りしているのでシャフトとブッシュは交換となります。

サーキットブレーカー周り測定の様子

08アイドラギアシャフト、ブッシュを測定します。

こちらも段減りしているのでシャフトとブッシュは交換となります。

アイドラギア測定結果の様子

本日はここまで。後で本当に組み立てられるのか不安です(笑)

最終更新日時:

Author:エージェントY

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